戸建て買取
戸建買取のメリット
メリット① | 売却期間が短い |
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メリット② | 近所に知られずに売却できる |
メリット③ | 仲介手数料がかからない |
メリット④ | 契約不適合責任が免責になる |
メリット① 売却期間が短い
戸建て買取は早く売れるという点が1番のメリットです。買取はうまく進めば2週間~1カ月程度で売却できますが、仲介になると5ヶ月~6ヶ月程度の時間がかかります。買主が買取業者のため、売主が売却価格や条件に納得できれば、売買契約から物件の引き渡しまでにスムーズにいきます。
メリット② 近所に知られずに売却できる
買取業者による1度の訪問査定で終わるので秘匿性が高いです。インターネット広告やチラシが撒かれることもありません。仲介は販売期間も長いため、家を売却していることが自然と近所に知れ渡ってしまうリスクが高いです。そのため、離婚やご近所トラブルによる売却等、近所に売却をしていることを知られたくない方は買取の方が周囲に知られる可能性がかなり低いです。
メリット③ 仲介手数料がかからない
直接戸建てを売却する買取なので、仲介手数料がかからないです。仲介で売却した場合、不動産会社へ仲介手数料を支払う必要があります。売買金額に応じて以下の速算式で計算されるものが上限です。
例:売買金額3,000万円の場合 ※仲介手数料には別途消費税がかかります。
(3,000万円×3%=90.00万円)+6万円(速算式)+9.60万円(消費税)=105.60万円
メリット④ 契約不適合責任が免責になる
契約不適合責任とは売買契約時に伝えられていなかった不具合が見つかった場合、売主が負わなければならない責任のことです。不動産買取は、不動産会社が買主となって直接不動産を買い取る方法です。そのため、不動産買取では契約不適合責任を免責するのが通常です。しかし、後のトラブルを避けるために、売買契約時には「契約不適合責任が問われない条項」があるか確認することが大切です。契約不適合責任に問われるリスクを回避して不動産を売却したいなら、不動産買取はより有効的な方法のひとつです。
戸建買取のデメリット
デメリット ① | 相場よりも売却価格が安い |
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デメリット ② | 買取業者が少ない |
デメリット ③ | 安く見積もられる、買い取ってもらえない |
デメリット ④ | 建物が残らない可能性がある |
デメリット① 相場よりも売却価格が安い
買取の1番のデメリットは、売却価格が安くなるという点です。買取業者が転売を目的としているため、解体やリフォームが必要となり利益確保のために諸費用を買取価格から差し引いているので仲介よりも価格が相場よりも安くなってしまいます。
デメリット② 買取業者が少ない
不動産買取を行う業者はあまり多くはありません。さらに戸建ての買取に対応している会社は絞られるため依頼先を探すのも手間がかかります。戸建ての販売価格は予測しにくく、売れ残るリスクがあるという点が戸建ての買取業者が少ない理由です。
デメリット③ 安く見積もられる、買い取ってもらえない
できるだけ利益を出すために安価で買い取る不動産会社もあるため注意が必要です。また最悪の場合、買い取ってもらえない可能性もあります。1社だけではなく、最低でも3社の買取業者に査定を依頼し価格を比較して、納得のいく買取会社を選ぶことが大切です。
デメリット④ 建物が残らない可能性もある
思い出の詰まった実家や自宅を売る際に、その家がこれまで通り大事に使われることを望む方も多いですが、買取では転売が目的のため家をリフォームしたり解体して建て直したりします。そのためそのままの形で家が残らない事が多くあります。
◆買取に向いている物件◆
早急に売却したい
諸事情から現金化を急ぐ場合や、離婚で早く家を売ってしまいたい人、急な転勤など、何らかの事情があり売却期間に余裕が持てない方は買取が適しています。
事故物件
事件性のある死亡事象が起こり、心理的瑕疵があるとされる事故物件も、戸建買取に向いています。仲介では相当な期間を設けても売れない事があり、その間も維持費用が発生し高額になるリスクが大きいです。
修繕箇所が多い
築年数が古い戸建てだと不具合が多く、修繕費用が高額になり、仲介だとなかなか買い手が付きません。ですが、買取は物件の転売のために解体、リフォームが前提であるので問題なく売却できます。